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ロダン美術館

09 18 *2010 | ■ミュージアム::フランス

パリではロダン美術館と、ギュスターヴ・モロー美術館に行ってきました。

長くなるので続きはたたみます。

続き


ロダン博物館は行くの二回目で、
アンヴァリッドのすぐ隣だから大丈夫~と思って出かけたら
案の定迷いましたwww
あとでちゃんと地図見たら、
たしかにアンヴァリッドの建物の隣は隣なんだけど、
メトロではアンヴァリッドではなく別の駅が最寄りだった;
もう方向音痴のくせにカンに頼るからこんなことに…

それはそれとして、
ロダン美術館はパリでも評判のいい美術館だそうで、
入口が狭いのもあって結構並んでた~
旧ロダン邸の美しい庭園の中にロダンの彫刻が並んでいます。
バラや紫陽花がたくさん植えてあって、
5,6月に行ったらきっとめちゃくちゃ綺麗だろうな~


ロダンの作品自体は、割といろんな美術館で見れるのですが
ここは庭園や邸宅自体も素敵なのでお勧めの美術館です。
庭園だけなら1ユーロで入場できるらしい。


個人的にロダン彫刻の手が大好きで、
手の習作がたくさんあって手フェチにはたまらんです。

ファイル 2-1.jpg
ファイル 2-2.jpg
「恋人たちの手」
ああ、エロい……

ファイル 2-3.jpg
ファイル 2-4.jpg
「接吻」
このどこから見ても破綻のない造形……たまらん!

ファイル 2-5.jpg
洗礼者ヨハネの首。
この角度たまらん~~~~


私は普段、美術館で作品を写真に撮るということが
あまり好きじゃないんだけど
(だって実物を目に焼き付けないと
せっかく本物を見に行った意味がないじゃない。
写真ならカタログ見れば十分だし)
彫刻は四方八方から舐めまわすようにじっくり見て
一番お気に入りの角度を探すのが醍醐味ですね。

フランスの美術館は作品に近づかないでください!><とか
模写禁止とかケチくさい事は言わないので
デッサンしてる美大生?も結構いたな~


モロー美術館は実は行くの初めてだったんだけど、
もう本物の迫力はすごかった!

モローって繊細な絵のイメージだったんだけど、
実物見たら全く違いました。

まず想像以上に画面がでっかい!一辺数メートルの巨大な絵に
すごく力強いタッチで絵の具が盛ってあって、
絵の具の盛り上がりが見えるんだよ~
その上から筆で細かい装飾文様が緻密に描いてあって、
すごかったな~

美術館自体は普通のアパートのような感じで小さいんだけど
壁一面にモローの絵が所狭しとかけてあって、
デッサン類も大量に残っていてひとつひとつ見るには
かなり時間がかかりました。
私は閉館ギリギリに行ったんだけどもっと余裕を持って見たかったな~
動物の骨格や解剖デッサンとかはすごかった。
こういうひとつひとつの積み重ねで
ああいう作品が完成するんだな~ということがわかります。

国際学生証見せたらタダで入れてくれたんだけど、
多分本当は有料だと思う…w
一応フランス語で話しかけたので
フランスかEU圏の学生だと思われたのかな。
(フランスでは多くの美術館がEU圏内の26歳以下は
無料で入れるのです。上述のロダン美術館も無料)

それにしても、解説が三カ国語で置いてあるんだけど、
フランス語と英語と、日本語があるのにびっくりした!
お隣さんのドイツ語でもスペイン語でもイタリア語でもなく、
みっつめに日本語がくるってすごくないですか?
そんなに日本人が多いのかな~
ミュージアムショップには普通に日本語の美術書
(カタログの日本語版、とかではなくて
本当に日本の学者が書いて日本で売ってる美術本w)
が売っててここは日本のBunkamuraかいwwwwとw

写真は撮らなかったんだけど、モロー美術館は
ぜひ実際に足を運んで見てほしい美術館です。
久々に、わざわざ本物を見に行ってよかった!と思った。

11:09