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パッサウ大聖堂とガラス博物館

05 18 *2011 | ■旅行

ミュンヘン空港にてユウさんたちと別れたあと、
マニュエルの住むパッサウに行ってきました。

パッサウはドイツの南東のはしっこ、
ドナウ川・イン川・イルツ川の三本が合流し、
チェコとオーストリアとドイツの国境の街です。

ファイル 29-1.png

パッサウの街並み。
川の向こう岸はオーストリアです。
晴れた日にはチェコまで見渡せるらしいけど、この日はあいにくの雨。

私はまだオーストリアには行ったことがないのですが、
(ウィーンは行ってみたいんだけどドイツから微妙に遠い…)
この対岸にあるマニュエルの同僚の自宅パーティーにお呼ばれして
オーストリアまであと数歩ってところまで行きましたw

ファイル 29-2.png

パッサウは山間の街なので、写真のように坂が多いです。
同じ田舎でも私の住むニーダーザクセンは平地なので
いかにもヨーロッパだな~と思うのですが、
パッサウは川と山の間に町があって、
なんだか日本の田舎みたいだな~と思いました。
れんげの花がたくさん咲いてて、
子供のころ夏休みに行ったおばあちゃんちを思い出したw

大きな川があるせいか、聖クリストフォロスさんが描かれています。
聖クリストフォロスは「キリストを背負った者」という意味で、
幼いキリストを背負って川を渡ったという伝説があり
現在では旅の安全を守ってくれる旅行者の守護聖人となっています。





今回見たかったのはパッサウの大聖堂とガラス博物館です。

ドイツとオーストリアの境に位置するこの聖堂は
オーストリア・バロックと後期ゴシックの融合様式だそうです。
アーチの内側にも繊細な装飾が施されてて綺麗~


それにしてもこんなに複雑な装飾をどうやって
組み立てて設計しているのか全く想像もつきません。
建築家の頭のなかっていったいどうなってるんだろう…

世界最大のパイプオルガン。
写真では写ってないけど、左右の側廊部分にも
パイプオルガンが張り出してます

残念ながら工事中で、建物の外観はほとんど布でおおわれていて
写真は撮れませんでした。
タマネギ頭の塔がかわいらしい教会です。


大聖堂のそばにあるガラス博物館
入り口が小さくてちょっとわかりづらかった

18世紀~アールデコを中心としたガラス工芸品
(主に食器とランプ)が展示されています。

ファイル 29-3.png

私はステンドグラスとかガラス工芸が大好きなのですが、
特に乳白色半透明のガラスがキレイだった~
アールヌーヴォー(ドイツ語ではユーゲントシュティール)好きなので
たくさん見られてとてもよかったです。

外見より中はずっと広くて展示品もたくさんあったんだけど、
節電のためか?半分くらいの展示ケースで照明が切られてて残念だったな~
やっぱりガラスの美しさは光を通してこそ本領を発揮すると思うので。

杯の内側に装飾が施されてるものは
あえて倒して杯の中を見せるように展示してあるのはなるほどと思ったね。
花みたいで綺麗だった。
ただせっかくの博物館ならもっとガラス工芸の作り方とか
写真付きで展示してもいいんんじゃないかなと思いました。
キャプションがそっけなくて、
ただショーケースに展示品がひたすら並べてあるだけだから
ずっと見てると飽きてくるんだよね(´Д`)

まあこれで5ユーロ(学生4ユーロ)は安いと思う。


ファイル 29-4.png

週末はあいにくの雨だったのですが、
オスナに帰る列車では雨が上がって虹が出てました!!
なんか得した気分♪





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今回から写真をちょっと加工してみました(´∀`)
今まではあまりいじらないほうがいいかな~と思ってたんだけど
どうせなら観賞用に見て綺麗な画像のほうがいいかなと思って…

20:50

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